こんにちは!新米パパです!
1歳の娘の育児に奮闘しています!
赤ちゃんや小さい子どもは、まだ自分で上手に歯を磨けません。
そのため、 ママやパパが仕上げ磨きをしてあげること が大切です。
仕上げ磨きは、虫歯予防だけでなく、 歯の成長を見守るチャンス にもなります。
今回は、次の3つのポイントについてわかりやすく説明します。
1. 仕上げ磨きの 正しい方法
2. 仕上げ磨きは いつまで必要か
3. 子どもが嫌がるときの 対処法
子どもの歯の健康を守るために、ぜひ参考にしてください!
仕上げ磨きとは?なぜ必要?

「仕上げ磨き」とは、子どもが自分で歯を磨いた後に、大人が仕上げとしてもう一度丁寧に磨いてあげることです。
小さい子どもは歯ブラシを持つことはできても、歯の奥や隙間までしっかり磨くのは難しいため、汚れが残りやすくなります。歯に食べかすや歯垢が残ると虫歯の原因になるため、仕上げ磨きできれいにすることが大切です。
また、仕上げ磨きを通して、ママやパパは子どもの口の中の状態を確認できます。たとえば、「新しい歯が生えてきた」「そろそろ歯が抜けそう」など、成長の様子を知ることができます。
仕上げ磨きの方法とコツ

仕上げ磨きをするときは、専用の歯ブラシで歯の間にたまった食べかすをしっかり取り除きます。特に前歯や奥歯は虫歯になりやすいので、丁寧に磨くことが大切です。
ここでは、上手に仕上げ磨きをするためのポイントをわかりやすく紹介します。
1. 力を抜いて、優しく磨こう
大人と同じ力で磨いてしまうと、歯茎や歯を傷つけてしまうことがあります。
歯ブラシは軽く握り、歯にそっと触れるくらいの力加減で、1本ずつ丁寧に磨きましょう。
2. 歯ブラシは歯に対して直角に
歯ブラシは歯の表面に直角に当てるのがポイントです。
歯と歯茎の境目や、歯と歯の間に毛先をしっかり当てて、小刻みに動かしながら磨きましょう。
歯の裏側も忘れずに!
3. 奥歯の溝は、手前にかき出すイメージで
奥歯の溝は汚れが溜まりやすいため、歯ブラシを溝に沿わせて手前にかき出すように磨きます。
力を入れすぎると毛先が広がって汚れが取れにくくなるので、優しく丁寧に磨きましょう。
4. 奥歯の側面は口を小さめに開けて
上の奥歯のほっぺ側を磨くときは、口を大きく開けると歯ブラシが届きにくくなります。
「少し小さく口を開けてね」と声をかけると、ほっぺたに隙間ができて磨きやすくなります。
下の奥歯の内側を磨くときは、舌が邪魔になることがあります。
「大きな声で『あー』って言ってみよう」と声をかけると、舌が下がって磨きやすくなりますよ。
5. ママ・パパは笑顔で楽しく!
仕上げ磨きに夢中になって、つい怖い顔になっていませんか?
子どもはママやパパの表情をよく見ています。怖い顔だと、歯磨きを嫌がる原因になることも。
肩の力を抜いて、笑顔で楽しく磨いてあげることを心がけましょう!
仕上げ磨きをするときの体勢

仕上げ磨きをするときは、子どもの成長に合わせて、安全でリラックスできる体勢を選びましょう。
1. 抱っこ磨き(0〜1歳頃)
赤ちゃんには「抱っこ磨き」がおすすめです。
おっぱいをあげるときのように横抱きにすると、赤ちゃんも安心しやすくなります。
大人が優しく声をかけながら磨いてあげると、リラックスしやすくなりますよ。
2. 寝かせ磨き(1〜2歳頃)
1〜2歳頃は「寝かせ磨き」が効果的です。
大人が正座して、少し膝を開き、その上に子どもの頭を乗せて磨きます。
この体勢だと口の中がよく見えるので、磨きやすくなります。
3. 座らせ磨き(3歳以降)
3歳を過ぎたら「座らせ磨き」がおすすめです。
子どもを椅子に座らせ、大人が後ろから頭を支えて磨きます。
歯磨きに慣れてきたら、この体勢で自分で磨く練習もできます。
歯磨きに慣れるための工夫
赤ちゃんは歯磨き中に動いてしまうことが多いものです。
そんなときは、ママやパパが協力するとスムーズに進みます。
- 一人が膝の上に赤ちゃんの頭を乗せて磨く
- もう一人が前に立って「いないいないばあ」などで気を引く
このように遊びを取り入れると、歯磨きの時間が楽しくなりますよ。
仕上げ磨きはいつまで必要?
仕上げ磨きをやめる時期に「絶対にこの年齢まで」という決まりはありません。
子どもが自分でしっかりと歯を磨けるようになるまでは、仕上げ磨きを続けるのが大切です。
目安は小学2〜3年生頃まで
一般的には、永久歯が生えてくる 小学2〜3年生頃 まで仕上げ磨きを続けるとよいと言われています。
この時期は 「混合歯列期(こんごうしれつき)」 と呼ばれ、次のような特徴があります。
- 乳歯と永久歯が混ざっている
- 歯の大きさや位置がバラバラ
- 歯がグラグラして磨きにくい
そのため、自分だけで完璧に磨くのは難しく、仕上げ磨きのサポートが必要です。
奥歯のチェックは高学年になっても続けよう
高学年になると「もう仕上げ磨きは嫌だ!」と嫌がる子も増えます。
そんなときは、無理に磨いてあげるのではなく、 奥歯など磨き残しやすい部分だけを確認する ようにしましょう。
奥歯は虫歯になりやすい場所なので、「ちゃんと磨けているかな?」と声をかけながら、軽くチェックしてあげるのがポイントです。
仕上げ磨きを卒業しても、歯のケアは続けよう
仕上げ磨きを卒業しても、 定期的な歯科検診 を受ける習慣をつけましょう。
歯医者さんで磨き残しや虫歯がないかを確認してもらえば、子どもの歯を健康に保てます。
仕上げ磨きを嫌がるときの対処法

子どもが仕上げ磨きを嫌がるときは、無理にやろうとせず、 「歯磨きは楽しいもの!」 と感じられるように工夫することが大切です。
ここでは、仕上げ磨きをスムーズにするためのポイントを紹介します。
1. お気に入りの歯ブラシを使う
仕上げ磨き用の歯ブラシには、いろいろな種類があります。
子どもが好きなキャラクターや色の歯ブラシを選ばせてあげると、 「この歯ブラシで磨いてもらいたい!」 という気持ちが生まれます。
また、歯磨きが楽しくなる絵本や動画を見せるのも効果的です。
「歯磨きって楽しいんだ!」と思えるきっかけを作ってあげましょう。
2. 短時間でパパッと終わらせる
大人は丁寧に磨こうとして、つい時間をかけてしまいがちですが、子どもにとって ずっと口を開けているのは大変 です。
仕上げ磨きは短時間で手早く終わらせることを心がけましょう。
「数を数えながら磨く」「好きな歌を1曲だけ流して、その間に終わらせる」など、楽しく時間を区切るのもおすすめです。
3. タイミングを見つける
子どもが 眠いときや機嫌が悪いとき に仕上げ磨きをすると、さらに嫌がってしまいます。
次のようなタイミングを狙ってみましょう。
- 朝ごはんの後、元気なとき
- 夕ごはん後のリラックスタイム
- お風呂あがりで、気持ちが落ち着いているとき
「歯磨きの時間=楽しい時間」 という習慣ができると、嫌がることが減っていきますよ。
子どものペースに合わせながら、楽しく仕上げ磨きを続けてみてくださいね!
まとめ
忙しいときは、つい仕上げ磨きを後回しにしたくなることもありますよね。
でも、 毎日の積み重ね が子どもの歯の健康につながります。
決まった時間に仕上げ磨きをすることで、子どもは自然と 歯磨きの習慣 を身につけることができます。
また、仕上げ磨きは親子でスキンシップをとる大切な時間でもあります。
成長を見守りながら、楽しく会話をしたり、笑い合ったりしながら、子どもの歯をしっかりケアしてあげましょう!
以上、新米パパでした!
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