こんにちは!新米パパです!
女の子のママやパパは、「女の子は育てやすくていいね」と言われることがあるかもしれません。
「そうかな?」と感じることもあれば、「本当にそうなの?」と思うこともあるでしょう。
今回は、女の子の育て方について、
• 「育てやすい」というのは本当なのか
• 育てるときのコツや注意点
をわかりやすくご紹介します。
女の子の育て方は?本当に育てやすいの?

昔から「女の子は男の子より落ち着いている」「言葉を話すのが早い」「体が丈夫」といわれることが多く、そのため「女の子は育てやすい」というイメージが広まりました。
でも、最近の研究では、性格や考え方、得意・不得意には男女差より個人差のほうが大きいことがわかってきました。
それでも、男の子と女の子の両方を育てている人の中には「女の子のほうが手がかからない」と感じる人もいます。
なぜそう思うのかというと、多くのママやパパが、次のような理由をあげているからです:
• おしゃべりが早く、気持ちを言葉で伝えやすい
• 落ち着きがあり、人の話をよく聞く
• 協調性があって親の言うことに素直に従うことが多い
ただし、これも子どもによって違うので、「女の子だから育てやすい」と一概には言えません。
聞き分けが良いって本当?
「男の子は女の子より病気になりやすい」と聞いたことがあるかもしれません。でも、実は体の強さや病気のなりやすさにはっきりした性別の差はないといわれています。
それでも「女の子のほうが丈夫」と感じる人が多いのは、女の子は親の言うことを素直に聞くことが多いからかもしれません。
たとえば、風邪を引きそうなときに:
• ちゃんと休む
• 薬をきちんと飲む
• 無理をしない
といった行動をとることで、早く回復することが多くなります。そのため、結果的に「女の子は病気になりにくい・治りやすい」と感じられるのです。
精神的な成長が早い?
すべての子に当てはまるわけではありませんが、女の子は男の子より精神的に成長が早い子が多いといわれています。
たとえば:
• 男の子は甘えん坊で、いたずら好きな傾向がある
• 女の子は小さいうちから周りに合わせたり、ママ・パパと離れても泣かずに過ごせたりすることが多い
そのため、女の子は大人っぽく見えると感じる人もいます。
実際に、「男の子のほうが甘えん坊で、気持ちが繊細だ」と感じているママやパパも少なくないようです。
遊び方がおとなしい?
女の子は、おままごとやお絵かきなどの静かな遊びを好む子が多い傾向があります。
一方で、男の子はボール遊びやかけっこなど、体をたくさん動かす遊びを好む子が多いと感じるママやパパが多いようです。
こうした違いから、動き回ることが多くケガをしやすい男の子は「手がかかる」と思われがちなのかもしれません。
ただし、もちろん例外もあります。活発でスポーツ好きな女の子もいれば、静かな遊びが好きな男の子もいます。
あくまでも「傾向」のひとつとして捉えるのがよいでしょう。
ママの場合、自分の経験が活かせる
ママにとって女の子は同性なので、自分の子ども時代の経験を思い出しながら子育てができることがあります。
そのため、「気持ちがわかる」「対応しやすい」と感じて、育てやすいと思うことがあるようです。
反対に、男の子は異性なので、体の仕組みや成長の仕方に違いがあり、
「よくわからない」「どう接したらいいの?」と悩むことが多くなることもあります。
女の子の育て方のコツは?

「女の子だから」「男の子だから」といって、育て方を大きく変える必要はありません。
大切なのは、子ども一人ひとりの個性に合わせた育児をすることです。
とはいえ、女の子に多い傾向をふまえて、参考になりそうな育て方のポイントをいくつかご紹介します。
本人のやる気を大切にする
個人差はありますが、女の子は男の子よりも早く「自分でやりたい」という気持ちが育つことが多いといわれています。
そんなときは、無理に手を出さずに、本人のやる気を尊重してそっと見守ることが大切です。
そして、うまくできたときには、しっかり褒めてあげましょう。
それが自信になり、次の挑戦への意欲につながっていきます。
お手本を見せることが大切
子どもは小さいうちから、ママやパパの行動をよく見て真似をします。
言い方やしぐさ、口ぐせなどがうつることもよくあります。
特にママは同性で、一番身近な大人の女性として、女の子にとってとても大きな影響を与える存在です。
「こうしてほしい」と思うことがあれば、まずは大人がその姿を見せることが大切です。
逆に、「してほしくないこと」は、自分もやらないように気をつけましょう。
いっぱいおしゃべりしよう
男の子の兄や弟がいると、ママにとっては異性であるぶん育てにくく感じ、ついそちらに手がかかってしまうこともあるかもしれません。
一方で、女の子の気持ちはわかりやすいと感じて、あまり構わなくても大丈夫と思ってしまうこともあります。
でも、女の子ともたくさんおしゃべりして、しっかりコミュニケーションをとることが大切です。
ママやパパとたくさん話すことで、「自分は大切にされている」「ちゃんと見てもらえている」と感じられるようになります。
女の子を育てるときは叱り方に注意しよう

口が達者だったり、少し大人びたタイプの女の子を育てていると、ついイライラして叱ってしまうこともあるかもしれません。
もちろん、悪いことをしたときにきちんと叱ることは大切です。
でも、叱るときには伝え方やタイミングに気をつけることが大切です。
次に、叱るときに心がけたいポイントをご紹介します。
叱る前に、まず話を聞こう
叱る前に、まずは子どもの話をよく聞いてあげましょう。
どうしてそうしたのか、何がいけなかったのかを話すうちに、子ども自身が自分の悪かったところに気づくことがあります。
そうすると、ママやパパが強く叱らなくても、自然と反省できることも多いです。
子どもは自分とは別の人格だと意識しよう
叱るときに、つい「自分の子どものころの経験からこう考えているはず」「こうすれば反省するはず」と決めつけてしまうことがあります。
でも、子どもはママやパパとは違う、それぞれの考えや好みを持った別の人格です。
自分の考えを押しつけたり、自分の子ども時代と比べて叱るのではなく、
子どもの気持ちを尊重し、違いを認めることが大切です。
子どもをどう叱ればいいの?上手に伝えるコツと気をつけたい4つのこと
まとめ
ママにとって、同性の女の子は育てやすく感じることが多いですが、思春期になると女性同士だからこそ、意見がぶつかることもあります。
パパは、小さいころはパパっ子だった娘が成長するとだんだん離れていくのではないかと心配になることもあるでしょう。
そんなときのためにも、小さいうちからたくさんの愛情を注ぎ、
「いつでもママとパパは味方でいてくれる」という安心感をしっかり持たせてあげることが大切です。
女の子の子育てを楽しみながら、成長を温かく見守っていきましょう。
以上、新米パパでした!
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