こんにちは！新米パパです！
1歳の娘の育児に奮闘しています！
赤ちゃんに乳歯が生えてきたら、歯磨きを始めるタイミングです。
でも、「歯ブラシをいきなり使っていいの？」「力加減はどれくらい？」と迷うこともありますよね。
今回は、乳歯が生え始めてから1歳半頃までの歯磨きの基本と、歯磨きを嫌がるときの対処法についてわかりやすくご説明します。
1歳前後は虫歯になりやすい時期？
1歳前後の赤ちゃんは、大人に比べて虫歯になりやすいと考えられています。主な理由は次の3つです。
1. 歯の質
乳歯は表面が粗く、汚れがつきやすいため、虫歯になりやすい特徴があります。
また、エナメル質（歯の表面の白くツヤツヤした部分）や象牙質（その下の黄色っぽい部分）の状態によって、虫歯になりやすい歯質の赤ちゃんもいます。
2. 糖質（砂糖など）の影響
虫歯菌（ミュータンス菌など）は、砂糖などの糖分をエサにして酸を作ります。
この酸が歯を溶かして虫歯を引き起こします。特に以下のような状況でリスクが高まります。
•甘いお菓子やジュースをよく口にする
•ダラダラと長時間食べたり飲んだりする
•哺乳瓶でジュースやイオン飲料を与える
•卒乳が遅れたり、夜間の授乳が続いている
母乳やミルクにも糖分が含まれているため、注意が必要です。
3. 虫歯菌の存在
虫歯菌は糖分を栄養にして増え、歯の表面に白い汚れ（プラーク）を作ります。
このプラークが作り出す酸が歯のリンやカルシウムを溶かし、歯をもろくして虫歯につながります。
1歳〜1歳半の歯磨きの方法
生後半年〜1歳頃にかけて、乳歯が生え始めたら、次のステップで少しずつ歯磨きの習慣をつけていきましょう。
1. 歯に触れられることに慣れさせる
いきなり歯ブラシを使うと赤ちゃんがびっくりしてしまいます。まずは、歯に触れられることに慣れさせましょう。
•ママやパパの膝の上に赤ちゃんを仰向けに寝かせる
•清潔な指で口の中を優しく触る
•歯の生え具合を観察しながら、歯や歯ぐきを軽くなでる
こうすることで、歯磨きへの抵抗が少なくなります。
2. ガーゼや綿棒で歯を拭く
口の中に触れられることに慣れたら、次はガーゼや綿棒を使って歯を拭いてみましょう。
•清潔なガーゼや綿棒を水で湿らせる
•優しく歯の表面を拭く
離乳食の後や授乳後に拭く習慣をつけると効果的です。
3. 歯ブラシで歯をタッチする
前歯が上下4本ほど生えたら、乳児用の歯ブラシを使ってみます。
•歯ブラシの毛先を歯に軽くちょんちょんと触れさせるだけでOK
•磨くのはまだ意識せず、歯ブラシの感触に慣れることを目的にする
赤ちゃんが歯ブラシをおもちゃ感覚で触るのも、慣れるためには良いステップです。
4. 歯ブラシで歯を磨く
歯ブラシに慣れたら、実際に歯を磨いてみましょう。
•1本の歯につき5秒くらいを目安に、優しく磨く
•力を入れず、歯の表面をなでるようにする
嫌がる場合は、無理せずガーゼや綿棒に戻って、再び少しずつ慣らしていきましょう。
1歳〜1歳半の歯磨き方法
1歳を過ぎると奥歯が生え始め、離乳食も進んで、歯の間に食べ物が挟まりやすくなります。
この時期からは、歯磨きを習慣にすることが大切です。次のポイントを意識して進めましょう。
1. 歯磨きのタイミングを決める
毎日の生活の中で、歯磨きをする時間を決めましょう。
•食事の後30分以内（特におやつ後も忘れずに）
•寝る前（虫歯予防に最も重要なタイミング）
決まった時間に磨くことで、歯磨きが習慣として定着しやすくなります。
2. 奥歯を丁寧に磨く
奥歯は溝が深く、汚れが溜まりやすい場所です。
•歯ブラシの先を奥歯の溝に軽くあて、やさしく磨く
•力を入れすぎず、一本一本を丁寧に
この時期の奥歯は虫歯になりやすいので、特に気をつけて磨いてあげましょう。
3. 歯と歯の間にはデンタルフロス
歯と歯の間は歯ブラシが届きにくく、虫歯ができやすいポイントです。
•子ども用のデンタルフロスを使って汚れを取り除く
•奥歯の隙間も忘れずに
フロスを使う習慣を早めに身につけることで、歯の健康が守りやすくなります。
赤ちゃんが歯磨きを嫌がるときの対策と上手にやるコツ
赤ちゃんが歯磨きを嫌がるのは珍しくありません。1歳前後は、きれいに磨くことよりも「歯磨きに慣れること」が大切です。
次のポイントを意識して、楽しく歯磨きを続けてみましょう。
1. 歯磨きを楽しい時間にする
歯磨きが「楽しい！」と思えるように工夫しましょう。
•歌を歌ったり、お話をしながら磨く
•歯ブラシに名前をつけて「○○ちゃんの歯をピカピカにしにきたよ！」と声かけする
•パパやママが楽しそうに歯磨きをしている姿を見せる
笑顔で接するだけでも、赤ちゃんは安心してくれます。
2. できたらたくさん褒める
歯磨きが終わった後は、たくさん褒めてあげましょう。
•口を開けられたら「すごいね！」
•1本でも磨けたら「頑張ったね！」
•最後までできたら「ピカピカだね、かっこいい！」
褒められると「次もやってみよう！」という気持ちになりやすくなります。
3. 無理に磨かない
歯磨きを嫌がるときに、無理やり押さえつけて磨くのはNGです。
•赤ちゃんが怖がったり嫌がったりしたら、一度中断する
•「今日はここまでにしようね」と声をかけ、安心させる
•歯磨きを楽しめるようになるまで、焦らずゆっくり進める
ママやパパが「絶対に磨かなきゃ」と必死になると、その緊張感が赤ちゃんにも伝わってしまいます。
4. やさしく丁寧に磨く
力を入れて磨くと歯ぐきが痛み、歯磨き嫌いの原因になります。
•歯ブラシはペンを持つように軽く持つ
•歯ぐきをこすりすぎないように注意する
•特に上唇の裏側にあるスジ（上唇小帯）に歯ブラシが当たらないように、上唇をやさしく持ち上げて磨く
痛くない、気持ちいいと感じる歯磨きを目指しましょう。
まとめ
乳歯が生え始めたら、これまで紹介したステップを参考にして、歯磨きの習慣を少しずつ身につけていきましょう。
赤ちゃんの歯の生え方や虫歯の心配など、不安なことがあれば、乳幼児健診のときに相談したり、小児歯科を受診したりするのがおすすめです。
大切な乳歯を守るために、日々の歯磨きを楽しみながら続けていきましょう！
以上、新米パパでした！
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